こどもの思いやりの気持ちを育むアプリ

こころえほん

シリーズ

新潟青陵大学福祉心理子ども学部 本間優子

アプリの種類

iPadOS15.0以上、タブレット端末専用アプリ(無料)。iPad(iPad Pro、iPad Air、iPad miniを含む、iPhoneは非対応)のAppStoreから、それぞれのアプリ名をご検索ください。

どのアプリも定型発達のお子さんに加え、発達に特性のあるお子さんも対象としたユニバーサル教材です
こころえほん
こころえほんJr.
こころえほんどうしたらいいのかな?
こころえほんあかペン
こころえほんJr.ゲーム
YouTube

各々のアプリの特徴を確認することができます

こころえほんについて

 他者を思いやる能力(役割取得能力)とは、自分の考えや気持ちと同等に他者の立場に立って、相手の考えや気持ちを推し量る能力を指します。役割取得能力は学校適応を促進することが明らかとなっており、こどもたちの適応に非常に重要な能力です。

 「こころえほん」シリーズは、幼児から児童(発達に特性のあるお子さんを含む)の他者の気持ちを思いやる力(役割取得能力)を促すことを目的とした、iOSタブレット端末専用の絵本アプリです。トレーニングにより、こどもたちの園および学校への適応を促し、園・学校生活の充実に寄与することを目指して開発されました。こどもと大人が一緒にトレーニングを行い1台の端末をシェアすること、こどもの視力への影響を考慮し、iOSタブレット端末専用の教材です(スマートフォンには対応しておりません)。

 「こころえほん」シリーズは、絵本の朗読音声に加え、登場人物のタップでセリフ音声も流れるように設計しています(「こころえほん どうしたらいいのかな?」アプリは除く)。そのような仕掛けを用いることで、こどもは登場人物に感情移入しやすくなり、トレーニングの中心となる他者の心情理解を促すことができます。その他、朗読がどこまで進んでいるかを視覚的に示し、発達障害をもつお子さんの注意を引き付けることができるよう、プログレスバーを設置しました。さらに、「文字を出す」を選択し登場人物/背景をタップすることで、それぞれの字幕を出すこともできるので、聴覚障害をもつお子さんにも利用できる可能性があります。(仕様については、You Tubeでご確認頂けましたら幸いです)

 「こころえほん」シリーズを用いるトレーニングで、こどもと大人が楽しく役割取得能力トレーニングを行うことができ、小さな成長を喜ぶことができる、そういう幸せな循環が増えることを願っています。

※「こころえほん」アプリは特許を取得しています(特許番号:6813196)。

※「こころえほん」シリーズのディレクションを行った本間優子のこれまでの経歴および研究業績等については、こちらをご覧ください

アプリの説明

アプリの説明

アプリの使い方とトレーニング方法
(マニュアル)

アプリの使い方とトレーニング方法については、こちらよりPDFファイルのダウンロードをお願いします。※表紙と目次を入れて14ページあります。

トレーニング用ワークシート

クリックするとワークシートのPDFがダウンロードできます。印刷してご使用ください。

こころえほん

こころえほんJr.

こころえほんあかペン

こころえほんJr.ゲーム

こころえほん どうしたらいいのかな?

トレーニングの評価方法

トレーニングの評価方法1
トレーニングの評価方法2